ミャンマーコンドミニアム法がもたらす不動産の新たな時代

外国人のコンドミニアム購入が可能に

ミャンマーは海外からのビジネス投資を集める一方で、外国人の不動産所有に対しては閉鎖的な状況が続いていましたが、法改正により、ミャンマーコンドミニアム法が制定され、外国人のコンドミニアム購入が2018年中にも可能となる見込みです。 対象となるのは、次の条件をクリアした物件のみとなります。 ・6階建て以上の高層建築共同住宅 ・法律に従い登録された共同所有地であること(土地面積は20,000平方フィート以上) ・外国人に販売できるのは、コンドミニアム全住戸の40%まで   ミャンマーと国境を接する中国からの強力なプッシュのもと、ミャンマーが更なる外国投資を集めるためのインセンティブとして今回制定する新法によって、土地と戸建以外の不動産への投資チャンスが高まることになりそうです。 ミャンマー民主化以降、軍事政権時代の数倍に跳ね上がった不動産価格ですが、思うように進まない経済発展から去年から若干価格が下がり傾向にあります。