ミャンマー生徒100,000人にデジタル テクノロジー教育を提供
ミャンマー全土の学生へデジタル教育プログラムを
外資系通信会社 Telenor(ノルウェー)は来年、ミャンマーの100,000人の学生に向けて、デジタルテクノロジーとインターネットセキュリティコースを提供することになりました。
2014年に外資系通信会社のミャンマー参入が認められてから、Telenorはミャンマー国内の中学校・高等学校の生徒約25,000人に向けて、情報・通信テクノロジー教育を行ってきました。
このプログラムの目的は、若年層へのデジタル通信知識の向上と、都会と地方の通信格差を埋めることにあります。プログラムは地方都市であるカチン、チン、ラカイン、シャン、エーヤワディーから開始されます。
出典:https://www.mmtimes.com/news/telenor-plans-digital-tech-course-100000-students.html
携帯電話契約者数5,000万人突破
2014年の外資参入以降、SIMカードの価格が1,500チャット(約130円)ほどの低価格になり、ミャンマーの携帯契約者数は5,000万人を超え、国民の9割以上が携帯電話を持つようになりました。
ヤンゴンなどの大都市であっても、一般家庭には未だに固定電話回線が無い家庭が多く、携帯電話のみで生活が成り立っています。地方都市も固定電話の回線を整備するよりも、携帯電話回線の通信網を整備する方がコストが安いため、固定電話よりも先に携帯電話が普及しました。
数年前まではインターネットスピードが遅かったため、動画を見ることも難しかった通信回線ですが、現在は4Gも整備されインターネットパッケージなども充実しており、ようやく周辺諸国と変わらないインターネット環境に近づいてきました。
photo by :https://www.telenor.com/seeing-blue-telenor-myanmars-sales-and-distribution-network-built-to-last/